そもそも法人税って何?

法人の種類は?

法人税は国が「法人」の所得、つまり事業の利益に対してかける税金です。
法人とは、法律にによって一般の人間とおなじようにみなされる団体のことです。
人間と同じですから、法人の名前で裁判起こしたり、財産を持ったりできます。
もちろん法人といってもいろいろあります。

公共法人
地方公共団体、国民金融公庫、NHK、日本育英会などの公共法人には課税されません。
公益法人
財団法人などの公益法人は、公益を目的とする本来の事業については非課税となりますが、営利目的の事業については課税されます。
人格のない社団等
PTA、同窓会、町内会、同業団体などの人格のない社団でも営利目的の事業については課税されます。
協同組合等
農業協同組合、消費生活協同組合、信用協同組合などの協同組合では、どんな事業を行なっても、その利益に対して課税されます。
普通法人
全法人の95%を占める株式会社のほかに、合名会社、合資会社、特例有限会社、などが普通法人ですが、どんな事業についても課税されます。