個人事業主の確定申告お役立ち情報

申告納税についてお教えします!

申告納税ってご存知ですか?
「そんなこと誰でも知ってるよ!」という方もしばしお付き合いを。

申告納税は、自分で自分の稼ぎを申告して、納税額を計算するというものです。

自分でせっせと集めた領収書を集計して、1年間の売上を計算して所得を出して、それから・・・・・、これが申告納税です。
ただし、例外があって、申告納税しない人もいます。
会社から給料を貰っているサラリーマンは、会社がまとめて年末調整するので、基本的に確定申告する必要がありません。

会社から給与を貰う人(サラリーマン)のことを「給与所得者」といいます。
事業を行い、給与ではなく収入(売上)を得る人のことを「事業所得者」といいます。

給与所得者には経費という考えありませんが、経費に当たる「給与所得控除」が認められていて、税金を計算する際に一定額(収入の約3割)差し引けることになっています。

では、「事業所得者」の場合はどうなんでしょうか?
こちらには、給与食控除のようなものはなく、自分で領収書をせっせと集めて経費を算出するしかありません。
「めんどくさいなあ」と思って給与所得者を羨ましく思ったら大間違いです。

給与所得者は、自動的に収入の7割に税金がかかります。
一方、事業所得者は「せっせと領収書集める」ことで税金を少なくすることができるんです。

自分の税金を自分で計算できるということは、本当はとても有意義なことです。
確定申告を「面倒くさいこと」より「有意義なこと」と考えれば、少しはわずらわしさから解放されるかもしれませんね。