個人事業主の経理・確定申告Q&A

事業用のクレジットカードを作るべきでしょうか?

事業用の口座を開設するのと同じように、クレジットカードカードについても事業用とプライベート用に分けるのをおすすめ致します。
事業用のクレジットカードを使い、現金取引を減らしていくと、帳簿付けがかなり簡略化できます。

1つのカードで事業もプライベートも区別なく払っていると、「事業とプライベートの区別」ができなくなり、カード明細を見ながら「どれが事業用の払いでどれがプライベートの払い」なのかを1つ1つ確認していかなければいけません。
このような作業は、本当に時間の無駄です。無駄な時間を減らすために、最初に決まりを作っておくべきでしょう。

事業用のクレジットカードを作るメリット

「事業用のクレジットカード払いの支出」と「プライベートのクレジットカーの支出」とを明確に区別できるため、領収書がすくなくなり、経理業務の負担を大幅に軽減できます。
「利用明細書」が定期的にカード会社から送られてきますので、そちらで取引の内容が全て確認できます。
その明細書を確認しながら記帳していきますので、入力漏れがなくなり、ミスも減少します。

また、現金払いが減るので、領収書も少なくなります。また、現金管理も扶養になります。
事業をしていると、仕入等で一回で数十万円になることも多々あります。
そんなときにに、大金を持ち歩かなくて済むので安心です。
ガソリン代・ETC・携帯代等も必ずカード決済するようにしましょう。そうすれば、これらの支出を漏れなく計上できますので、より多くの経費を計上することができます。

クレジットカードを上手に使って、日々の経理処理を簡略化していきましょう!