iDeco(イデコ)とは?
iDeco(イデコ)とは?
《individual-type Defined Contribution pension plan》「個人型確定拠出年金」の愛称です。
このiDecoでは、加入者が月々の掛金を積立、用意されている金融商品で運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ります
掛金はどれくらい?
この年金の掛け金には、下限と上限があります。
月額掛金の下限は、5,000円です。
それより多くなる場合、1,000円きざみで決めることが可能で、上限は、それぞれ以下のとおりです。
・自営業者:月額68,000円
・会社員:月額23,000円
・会社に企業年金がない会社員:月額20,000円
・企業型確定拠出年金に加入している会社員:月額12,000円
・確定給付型企業年金に加入している会社員・公務員等:月額12,000円
・専業主婦(夫):月額23,000円
iDecoのメリット
- 掛金は全額所得控除 全額所得控除ということは、掛金×所得税・住民税率分だけ税金が安くなります。 所得税・住民税率は、15-30%という方が多いので、仮に掛金が20万円とすると3-4.5万円安くなります。 この点が、iDecoの最大のメリットといえます。
- 年金受取り時には公的年金控除が適用
- 個人型確定拠出年金iDeCoを年金での受給を希望した場合、公的年金受給時と同様に公的年金控除を適用することができます。。
- 一時金での需給のケースでは、退職所得として計算されます。退職所得になれば、退職所得控除の適用があります。所得税で最も優遇されている退職金と同じ扱いになります。
iDecoのデメリット
毎月積み立てたお金を60歳まで引き出すことができません。
これが、iDecoの最大のデメリットです。
また、60歳以上にならないと受給されないので、長期的なスパンで加入を検討してください。
また、年金運用は、自分自身でする必要があるので、年金額が減る可能性があるということも理解しておく必要があります。
最後に
これらのメリット・デメリットをよく理解したうえで、iDecoの加入を検討するようにしましょう!
2017年8月4日 4:38 PM|個人の税金