出身地は、広島市から東へ車で約1時間半の所にある竹原市です。竹原には海も山もあり、自然に囲まれて育ちました。
夏は海水浴(ほぼ毎日行ってました)や昆虫採集(カブトムシやクワガタムシ)、冬は魚釣りに夢中でした。小さい頃から生き物が大好きで、家で魚を飼ったり、虫を飼ったりしていました。現在も生き物好きの性分は変わっておらず、子供と川に行って魚を採集して自宅で飼ったりしています。
小学校低学年からそろばんを習っていたからか、数字には強い方だと思います。小中高ともに理数系科目は得意でしたので、自分の得意分野を生かすため、大学は理学部へ進学しました。
大学院生の時に、何を思ったか無謀にも進路変更を決断致しました。
最短で税理士になる道を模索し、広島経済大学大学院へ税法3科目の免除を受けるため進学し、同時並行で簿記論と財務諸表論の勉強をした結果、約2年半で税理士試験に合格することが出来ました。
ちなみに、税法3科目について受験はしておりませんが、きちんと専門学校に通って勉強し、以前勤務していた事務所にて実務経験も積んでおります。
その後、実務を学ぶため会計事務所で約8年間勤めさせていただきました。大学院2つも通った親不孝者なので、初めて就職したのが、この会計事務所でした。
就職当初は、社会人経験の無さから礼儀やマナー等でよく叱られました。また、会計事務所に就職したものの、税法の勉強は全くしていなかったので、知識の無さがばれるのが恐ろしく、いつも怯えていたように思います。
「このままではいけない」と思い、法人税法・所得税法・相続税法を一から頭に入れるため仕事帰りに専門学校へ通うことに。
自分の知識の無さを勉強して補いつつ、会計事務所で実務での経験を積む。これを日々繰り返します。
すると不思議なもので、自分に知識がつき実務での経験を積むにつれ、あれだけ恐れていたのがウソみたいに解消され、堂々と話ができるようになりました。
「机上での勉強+実務での経験」、この2つがお客様に安心感を与える最も大切な要素だと思います。
例えば、税務調査の立ち会い一つとっても、実際に経験してみないと分からいことだらけです。
会計事務所での8年間で、税務調査には10回以上も立会い、身をもって税務調査というものを学ばさせていただきました。
税務調査だけでなく、法人税や所得税の申告・節税・相続税の申告や相談・株式の評価・融資のお手伝い等・・・・・・・、今思い返してみるとたくさんのことを学ばせてもらった8年でした。
補助税理士として勤務していた頃の最も大きな経験は、税務調査の結果に納得できなかったため国税不服審判所へ不服申し立てをしたことです。
結果として、納税額を大幅に減額することができ、お客様の力になれたことがうれしくて、自分自身の仕事に対して自信を持てるようになった大きな転換点だったように思います。
上記のような数多くの問題に対応することにより、税理士として大きく成長することができたと思います。
このような経験を経て、平成23年8月に独立開業することとなりました。開業するにあたり、いろいろな面で不安はありましたが、1回きりの人生を悔いのないように送りたいと思い、独立することを決意致しました。
これからは、お客様の不安や疑問に耳を傾け、少しでもお力になれるような税理士を目指していきたいと思っております。税理士としての知識を磨くことは当然のことですが、いろいろな人とお会いさせていただくことにより、人間として大きく成長していきたいと考えております。